Windows / Mac 両対応 | 画面の指示どおりに進めるだけ
JavaScript というプログラミング言語は、もともと「ブラウザの中でしか動かない言語」でした。 Node.js は、その JavaScript をあなたのパソコン上で直接動かせるようにするエンジンです。
車でいうエンジンの部分だと思ってください。エンジンが載っていない車は、どれだけ立派なボディがあっても走りません。 同じように、Node.js が入っていないパソコンでは、JavaScript で書かれたツールやアプリが動きません。
そして Node.js を入れると、npm というものが一緒についてきます。
これは「世界中の人が作った部品を取り寄せる通販サービス」のようなもので、
npm install ○○ と打つだけで必要な部品がダウンロードされます。
※ 自分でインストールする必要はありません。Node.js に最初から同梱されています。
ここが一番よく誤解されるところなので、先にはっきりさせておきます。
npx で動く MCP サーバーを追加するときnpm install が出てきたときClaude Code を「入れるため」には要りません。でも Claude Code で「何か作っていく」なら、 遅かれ早かれ必ず必要になります。先に入れておくと、後で詰まりません。
↑ お使いのパソコンを選んでください。以下の手順が切り替わります。
ブラウザで Node.js の公式サイトを開きます。
👉 https://nodejs.org/ja/download
初めて見ると「どれを選べばいいの?」と固まります。でも安心してください。 初心者が触るのは、ページの下半分にある 2 か所だけです。 上半分は丸ごと無視して大丈夫です。
実際の画面を、そのまま図にしたものです。
上半分は「コマンドを打ってインストールしたい人」向けのエリアです。
初期状態では nvm というツールを使う手順が表示されています。
初期状態では Chocolatey というツールを使う手順が表示されています。
これは複数のバージョンを切り替えて使いたい上級者向けの方法で、
今のあなたには必要ありません。
黒い画面のコマンドをコピーして実行しても Node.js は入りますが、 別のツールを先に入れることになり、トラブル時の切り分けが難しくなります。 最初は公式インストーラーが一番確実です。
A のエリアにある v と書かれた枠に「LTS」の青いバッジが付いているか
だけ見てください。付いていれば、下半分でダウンロードされるのも LTS 版です。
LTS = Long Term Support(長期サポート版)。よくテストされた安定版で、
世の中のツールの動作確認もこちらで行われています。
Current = 最新機能が入った実験的な版。新しすぎて動かないツールがあります。
初心者は迷わず LTS です。
ここが最大の落とし穴です。A のエリアで OS を選んでも、 B のエリアの OS は切り替わりません。 B にはB専用の OS 選択欄があり、別々に設定する必要があります。 Windows を使っているのに B が「macOS」のままだと、Mac 用のファイルを落としてしまいます。 Mac を使っているのに B が「Windows」のままだと、Windows 用のファイルを落としてしまいます。
ほとんどの Windows パソコンは「x64」です。 ARM64 を選んだまま進めると、動かないファイルをダウンロードしてしまいます。 必ず x64 に変えてください。
「64 ビット オペレーティング システム、x64 ベース プロセッサ」と書いてあれば
x64 です。ほぼ全員がこれです。
「ARM ベース プロセッサ」と書いてある場合だけ ARM64 を選んでください。
(Snapdragon 搭載の Copilot+ PC など、ごく一部の機種です)
.pkg は同じファイルです。
Mac 用の .pkg は「ユニバーサル」といって、
Intel Mac でも Apple シリコン(M1・M2・M3・M4)でも動く共通ファイルです。
自分の Mac の種類を調べる必要はありません。
インストーラーの隣にもう 1 つ緑のボタンがありますが、そちらは 圧縮ファイル(.zip)圧縮ファイル(.gz) が落ちてくるだけで、自分で展開して設定する必要があります。 「インストーラー」と書いてある方を押してください。
ダウンロードされたファイル名は、こんな形になっているはずです。
node-v-x64.msi
node-v.pkg
この .pkg ファイルは Intel Mac / Apple シリコン(M1・M2・M3 など)の
どちらでも使える共通のインストーラーです。機種を気にする必要はありません。
数字の部分()は、あなたがダウンロードするタイミングによって少し変わります。
末尾が .msi末尾が .pkg
になっていれば正解です。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックして開きます。あとは画面の指示に従うだけです。
これは追加ツール(Python やビルドツール)を一緒に入れる項目で、 処理に十数分〜数十分かかることがあります。普通の用途では不要です。 後から必要になったら、そのとき入れれば大丈夫です。
公式サイト(nodejs.org)からダウンロードしたファイルであれば問題ありません。 それでも開けない場合は、ファイルを右クリック →「開く」を選ぶと実行できます。
インストールが終わったら、ちゃんと入ったかを自分の目で確認します。 そのために「黒い画面」を開きます。 Windows では PowerShell と呼びます。 Mac では ターミナル と呼びます。 怖がる必要はありません。文字で命令を打つだけの画面です。
こんな画面が開けば成功です。
Windows PowerShell Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved. PS C:\Users\あなたの名前>
最後の PS C:\Users\あなたの名前> の部分を「プロンプト」と呼びます。
「ここに命令を打ってください」という合図です。
こんな画面が開けば成功です。
Last login: Mon Jul 27 21:56:00 on ttys000 あなたの名前@MacBook-Air ~ %
最後の % の部分を「プロンプト」と呼びます。
「ここに命令を打ってください」という合図です。
PowerShellターミナルは
「開いた瞬間の状態」を覚えたまま動き続けます。
インストールより先に開いていた画面は、Node.js が入ったことを知りません。
もしすでに開きっぱなしの画面があれば、いったん閉じて開き直してください。
開いた画面に、次のコマンドを打って Enter を押してください。 (右の「コピー」ボタンを押して貼り付けてもOK)
node -v
こんなふうにバージョン番号が表示されれば 成功です。
(入力) node -v (表示) v
続けて、npm も確認しましょう。
npm -v
(入力) npm -v (表示) 11.7.0
数字が上の例と違っていても問題ありません。 数字が表示されていること自体が「入っている証拠」です。
下の「よくあるつまずき」を見てください。ほぼ全部そこで解決します。
クリックすると答えが開きます。
実際にはこんなメッセージが出ているはずです。
node : 用語 'node' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、 または操作可能なプログラムの名前として認識されません。
zsh: command not found: node
これは「Node.js が見つからない」という意味です。上から順に試してください。
初心者がつまずく原因の第 1 位がこれです。「入れたのに動かない!」の 8 割は 1 番で解決します。
迷ったら、ページの上半分は全部無視して、下までスクロールしてください。 「用のビルド済みのNode.js®も利用できます」と書かれた行の下にある 緑色の「インストーラー」ボタンが目的地です。
設定するのは、その真上にある 2 つのドロップダウンだけです。
上半分の OS を変えても下半分は変わりません。必ず下半分を自分で確認してください。
慌てなくて大丈夫です。まだ何もインストールしていなければ、実害はありません。
ファイル名が node-v-x64.msi になっていれば正解です。
LTS です。迷う必要はありません。
Current は最新機能を試したい人向けの版で、対応していないツールがまだ多くあります。
LTS でできないことが出てきたら、そのとき考えれば十分です。
node -v を打って、v18 や v20 など古い番号が出た場合です。
アンインストールする必要はありません。
新しい LTS のインストーラーをそのまま実行すれば、上書きされて新しいバージョンになります。
入れ直したあとは、もう一度 node -v で番号が変わったか確認してください。
「権限がなくて書き込めない」というエラーです。
sudo npm install -g ... は使わないでください
その場は動きますが、ファイルの持ち主が管理者になってしまい、 後々もっと面倒なエラーを引き起こします。ネット上の古い記事にはこの方法がよく載っていますが、 現在は非推奨です。
公式インストーラー(.pkg)で入れ直せば、通常このエラーは起きません。
それでも出る場合は、Claude Code に
「npm で EACCES エラーが出る。sudo を使わずに直したい」
と相談するのが早いです。
macOS のセキュリティ機能によるものです。 公式サイト(nodejs.org)からダウンロードしたファイルなら安全なので、次の方法で開けます。
.pkg ファイルを右クリック処理中で待っているだけの場合もありますが、抜け出したいときは Ctrl + C を押してください(Mac も Ctrl です。Command ではありません)。 実行中の処理が中断され、プロンプトに戻ります。
Node.js の LTS は、およそ年に 1 回大きく更新されます。とはいえ、 動いているうちは無理に上げる必要はありません。
上げたくなったときの手順は、最初のインストールとまったく同じです。
node -v で確認古いバージョンを先に消す必要はありません。
通常のアプリと同じ手順です。特別な操作は必要ありません。
Mac の .pkg でインストールした Node.js には、公式のアンインストーラーがありません。
手動でファイルを削除する必要があります。
以下のコマンドは ファイルを完全に削除します(元に戻せません)。 「Node.js をやめる」と決めたときだけ実行してください。 単にバージョンを上げたいだけなら、上の「バージョンを上げたくなったら」で十分です。
それでも削除する場合は、ターミナルで次を実行します(パスワードを聞かれます)。
sudo rm -rf /usr/local/lib/node_modules sudo rm -f /usr/local/bin/node sudo rm -f /usr/local/bin/npm sudo rm -f /usr/local/bin/npx
削除できたか確認します。
node -v
command not found と表示されれば、削除完了です。
Node.js を入れたことで、次の 3 つが使えるようになりました。
node … JavaScript のファイルを実行するnpm … 必要な部品をインストールするnpx … インストールせずにツールをその場で実行する
特に npx は、Claude Code に MCP サーバー(外部ツールとの連携機能)を
追加するときに登場します。Node.js が入っていなければ、この手順は途中で止まってしまいます。
これで、その心配はなくなりました。
特にありません。Node.js は「必要になったときに裏で働く土台」です。 普段は意識しなくて大丈夫。あとは Claude Code に作りたいものを伝えていきましょう。